白いワンピース
こんばんは、上澤そらです。
渋谷から帰ってきますた。
そんな電車の中で書いた小噺をどーん。
相変わらず意味なしヤマなしオチなし。
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雑踏の中で、君に似ている人を見かけた。
僕の住む町で、白いワンピースを着た君を見つけたんだ。
でも、僕は幻だと思っているよ。
もしくは、別の誰か。
だって君は、別れた時と変わらぬままだったから。
別れたあの日と同じ、白いワンピース。
あの頃と同じ髪型、同じ姿。
あれからもう20年も経ってるんだよ。君だけ変わらないなんてズルいじゃないか。
僕は見ての通り、もう立派にオジサンしてる。
だけど君はあの頃のまま、若い笑顔をキラキラさせてさ。
君の元に行きたい。
君の手を取りたい。
君の居る世界に行きたい。
雑踏の中の君は、じっと僕を見ている。
あの日のあの時も、君が来るのを待つよりも
僕が君に近づけば……その後の運命は変わっていたのだろうか。
幻だとはわかっているけど。
でも、彼女はきっと待っているんだ。ずっと、ずっと。
ならば、今度は僕が……
「あなた、どうしたの?」
僕の妻が、振り向いて僕に声をかけた。
あぁ、そうだ。御免よ、今は君だけの僕じゃないんだ。
あの日と同じように、僕の目の前を大型のトラックが遮った。
そしてトラックを通り過ぎると……彼女の姿はなくなっていた。
「ほら、行くわよ」
妻の声、そして僕は彼女の後をついていく。
後ろを振り向いたら、赤く染まった彼女が居るような気がした。
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僕の住む町で、白いワンピースを着た君を見つけたんだ。
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別れたあの日と同じ、白いワンピース。
あの頃と同じ髪型、同じ姿。
あれからもう20年も経ってるんだよ。君だけ変わらないなんてズルいじゃないか。
僕は見ての通り、もう立派にオジサンしてる。
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あぁ、そうだ。御免よ、今は君だけの僕じゃないんだ。
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プロフィール
HN:
上澤そら
性別:
女性
職業:
妄想を文字で現す仕事
自己紹介:
合同会社フロンティアファクトリー様の運営コンテンツ
「あなたと!らぶてぃめっとステージ」
にGM登録中の上澤そらと申します。
雑記メインに、ゲームに関する
スケジュール等お気楽に
書かせていただきます。
ゲームの内容に関しては
お答えできませんのでご了承ください。
つまり
たいしたことは
かかない
@uesawasoraさんのツイート
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